観ていなかった時期の仮面ライダーがプライムに復刻されたのでこの際に人気作品から観ようと思い、最初に手を付けたのがオーズだった。謎だらけの1話から始まり、アンクとの奇妙なバディ物として『力を得るためにメダルを集める』という明確な目的を持って進んで行く。これが解りやすく、非常に面白い。申し訳ないが今まで観てきたライダーは話が滅茶苦茶だったり目的がブレたり話が逸れたまま暴走したりするのだが、オーズはどの陣営もメダル集めの1点に集約されているので駆け引きや裏切り、ご都合主義的展開があっても許せてしまう。また登場キャラが魅力的だ。特にバディであるアンクの存在は欠かせないだろう。ある種敵対する相手のグリードでありながらも片腕しかなく、人間の体を借りることで人命を守る事になる。あくまでも欲望に忠実で、己の目的を達成するためなら何でもする。主人公ともぶつかり合い、互いに利用し合う協力関係ながらも他のグリードには無い感情も芽生え始め、他の欲が出てきてしまう。そしてその反面、主人公にも異変が起こり始める。…当時はファンが多かったとの事だが、うなずける。アンク無くしてオーズは語れないだろう。10周年記念作品も制作されたとの事だが、脚本家が違うので観ていない。オーズはこのTV版で十分完成された作品だ。変身プロセスのカッコよさ。バリエーションの良さ。ドラマ。全てが高水準で噛み合った名作。★5つ。

2023/05/25

待ちに待ったプリパラ２期のアルバム。とは言ってもこれまでの四季のシングルも集めているので、楽曲のほぼ半分はすでに聴き馴染んでいるわけですが。それでもめがねぇ、みれぃのソロ曲や「アラウンド・ザ・プリパランド！」「コノウタトマレイヒ　Fuwari with Hibiki ver.」だけでも充分購入する理由になると思います。最後のトラックがThankyou Birthdayで締めくくられているのも何だか感慨深いですね。

2023/05/21

2017.05.27 追記です。今日見たら、全話無料に戻っていました！戻してくださって、顧客の意見を反映してくださって、本当にありがとうございます。これからも利用し続けます、ありがとうございました。2017.02.21昨年からほぼ毎日見ています。あたしンちが毎日の楽しみの一つになっています。本当に素晴らしい作品で、何度も繰り返し見てしまいます。2月に入って一部有料になりました。残念の一言に尽きますね。Amazonさんにも色々事情があるのかもしれませんが、常にプライムビデオの視聴ランキング上位ということは、それだけ需要があるということでしょう。新あたしンちの方もまもなくプライムではなくなるとのことで、日常の一コマが失われるような寂しい、残念な気持ちでいっぱいです。どうか、どうかプライムのままにしておいてください。お願いします。

2023/05/21

まず音楽がいいです。サントラアルバム2枚とも買って楽しんでます。以下、内容について。　集大成と銘打ってはいるが内容(=脚本)は全シリーズの中で1番子供向け&初見向けかな？と感じました。それでも日常回もバトルも、初期の方は旧作ファンも楽しめるものがありました。対ビスケス戦や対ホウジ戦はサトシらしさがあったし、跳ねろコイキングや大食い大会みたいにテンポのいい日常回もあった。あと、剣盾編はすごく良かったと思います！！他シリーズの例えば対マグマ団編、フレア団編、プラズマ団編と比べても、1番ワクワクしながら観ました。　ただ、段々バトルもその他も薄味でテンポものっったりしたものが多く、さらにキャラクターの言動に引っかかる部分が結構あったり(例、サイトウ対サトシ戦で解説席に来わりにまともにコメントしようとしないダンデとか、色々)で、あまり深く考えないでなんとなーく観た方が楽しめるかなと思いました(後半でもリーリエの回はすごく良くて印象に残ってる)。特にバトルについては、段々とサトシらしさ(破天荒でありながら理にかなった戦術)が抜けていき、単に「力と力がぶつかり合い、結果サトシのポケモンが勝った」という展開一辺倒になっていったのがちょっと寂しいかなと感じました。もしかしてサトシはちょっと弱いくらいの方が話が面白くなるのか…?とはいえ欠点を上げつつもなんとなく繰り返し観てしまう中毒性はあります。個人的に好きなSM、BW、XY、AGよりは面白さは劣るので☆4つです。　それと１つ、時々ゴウ君のゲットが乱獲だという声がありますが、自分は全くそう思わないです。そもそもアニポケ初代無印からトレーナーの基本はまずゲットだとオーキド博士は言ってますし、サトシはもっとたくさんゲットしろ！と言われてます。なのであれを乱獲というのならばアニポケ自体が最初から乱獲を推奨してるということになり、少なくとも今作だけが批判されるのはおかしいという気がします。確かオレンジ諸島編あたりでたくさんゲットするのも、サトシのように出会いを大切にするのもどっちも正しいとオーキド博士も言ってるので、ゲットに関しては実は初期から方向性は変わってないかと。

2023/05/20

20周年。原点回帰でもあり新たな挑戦も忘れない。こちらに異世界転移してきたという設定も今風。周年作とのことで娘の幼稚園以降久々の視聴。10話「ヒーローの出番です！」と恥ずかし気もなく言い切る王道ストレートなヒロイックファンタジー。さまざまな現代的なモチーフを取り込みながらも説教臭くない味付け。ニチアサとして教育番組の責務を全うしながらも胡座をかく事無く正々堂々、普遍的な道徳観念で正面からブン殴ってくる現代の寓話。プリキュア(笑)って人はOPEDだけでも見て欲しい。長期に渡って脈々と受け継がれ洗練されてきた圧倒的な作画パワーを感じるはず。「正義の反対はまた別の正義キリッ」みたいなのを間に受けてる人は一度真面目に向き合って見て欲しい。そんなものはない。お互いの都合があるだけです。ヒトとして普遍的で絶対的な何か。ジャスティスとはそういうものであり、それが映し出される物語がここにあります。性癖ポルノに侵食された深夜アニメばかり見ていた自分が忘れかけていた何か。ポリコレや多様性などと便利なワードに踊らされてわけわかんなくなるくらなら、キッズアニメを見た方が何倍も得るものがあると本気で思える作品です。「優しいってのは褒めるところのないヤツにいう言葉」ってなクソみたいな言説に堂々と正面からNOを突きつける10話の痛快さにニチアサっていいなって思わせてくれる。集中力が未発達で飽きやすいキッズ向けのニチアサなので一定の刺激は必要、ゆえにバトルノルマは必然のフォーマット。各人個々のバックグラウンドにより能力の差異が大きく、ヘタなバトルアニメよりチームプレイしてます。スカイ　・格闘系DPSアタッカー。近距離〜中距離のミドルレンジパワーファイタープリズム・中距離牽制、足場生成やチャージアタックまで可能なオールレンジサポーターウイング・飛翔能力による対空牽制、遠距離からのロングレンジアタック敵キャラはそのへんにあったモノに魔力？を付与してモンスター化するやつで元に戻の姿に戻すことで勝利判定。破壊せずにトラクタービームで浄化するところは暴力的描写を減らす配慮かな。家庭と学校や近所の変なおじさん、ネットコミュニティやそれ以外のサードプレイスなどで心理的安全性の確保された場所で健全もしくは反面教師的なメンターから学べる場があれば教育ってのは事足りる。それらが確保できない場合が多いのが現代の病。そんな人が独学できる場としてのエンターテイメント。優しさとは？強さとは？毒親に苦しんだ。いじめで学校が苦痛だった。健全で優良な環境であれば得られていたはずの子供の頃に取りこぼしていた何か。もしそれを自覚できているのであれば、この物語は昔聞きたかった言葉を優しく寄り添って語りかけてくれるものと思います。不幸で可哀想な幼女が泣きじゃくる姿を見せて脊髄反射の生体反応で泣かせるようなストレス解消用感動ポルノではなく、人の優しさや温かさに触れることで自然と涙する。ニチアサがずっとニチアサでいてくれることに感謝の念が絶えません。

2023/05/18

紛れもない一流だ。これまで五百を超える1クール以上の作品を見てきた自分が保証する。アニメ制作会社がこれまで請け負ってきた作品、そのいいところが凝縮されている。これが何を意味するのかは、実際に視聴してのお楽しみだ。それくらい、洗練されていて、完成していて、表現されている。1. 作画　キービジュアルを眺めるに、「安いアニメではない」というのは伝わってきた。かといって鬼滅の刃みたいに、めちゃくちゃにお金をかけているわけでもない。　かけているのは、『人』と『時間』だ。それくらい作画がいい。輝いている。何よりダンスだ。なんと、このシャインポストは、一人ひとりのダンスに違いがある。表情や仕草がちょっと違うとかではなく、明らかに一人の人間がそこに生きている！　それくらい、各人の踊りには違いがある。表現してしまっている。ここまでリアルに描写しているのはシャインポストぐらいのものだろう。　作画の崩れもない。おそらくだが、当アニメ専任のスタッフが時間をかけて丁寧に作っている。だから崩れないし、回を重ねるごとに上手くなっていくし、ダンスもリアルさを増していく。　例としては、ダンスの上手くない子が、ぎこちないながらも必死で踊ろうとしている姿や、安定感バッチリで振り付けをこなす子や、全体の動きを見て自分を流れに合わせようとする玄人な子や……見ればわかる。2. 脚本　無理のない作りを基本としている。派手さはなくて、しんみりと、時にはゆったりと時間が流れていく。緩急が適度についていて、退屈さはない。それで、気が付いたら20分が過ぎている。　本当にいいものは、自分の感性と一体化する。白いご飯などは典型的だろう。それ自体にそこまで濃い味はないけれども、気が付いたら茶碗一杯が無くなっている。食べている間の記憶はなくて、ただしんみりと幸せな味覚が脳裏に漂っている。　いや、実をいうと、ご都合展開などと呼ばれるものや、こじつけみたいな部分や、異常なまでの便利キャラに仕上がったファンなど、おかしい点はいくつかある。でも、問題はない。面白いからだ。面白いから、そういった矛盾は気にならなくなる。　いや、これは逆だ。もし、とあるエンタメ作品を見ていて、途中で矛盾が気になって、つまらなくなった――ということは、あなたにとってはそれが面白くなかったのだ。だから、その次に矛盾を気にしてしまう。この作品が嫌いだという理由付けがほしくて、自分で自分を騙してしまう。　どれだけ矛盾があろうと、それを超えるだけのストーリーを提供できればいい。鬼滅の刃などはその最たるものだ。3. 人間同士の関係性　ファンとアイドルとの間には、とてつもないレベルの溝がある。溝なんてものじゃない。マリアナ海溝レベルの深淵が両者の間に走っている。　近年では、その狭間は段々となくなっているように感じる。十数年ほど前からは、会いに行けるアイドルという路線をどの会社も採っているように思える。　でもやはり、深淵がある。ファンとアイドルとの間には。その深淵を乗り越える過程を描くこともまた、アイドル作品の面白い点のひとつだ（推しが武道館いってくれたら死ぬ）。　基本は、愛だと思う。序盤の方では、ファンとアイドルがそれぞれに密かな感情を持ち合うところが描かれている。これがまたもどかしくて、じれじれとしていて……最後には、お互いの行動を通じてわかりあう。直接言葉で表すのではなく、キャラクターの行動で心の接近を表している。不覚にも涙してしまった。いろんな感情が伝わってくる。その度に、またいい作品に出会えてよかったと幸運に感謝することになる。今季アニメにおいては、『異世界おじさん』や『リコリス・リコイル』が頭ひとつ抜けて人気のようだ。実際に面白いと感じる。この『シャインポスト』も、今季アニメではダントツにお勧めしたい一作だ。とりあえず、何も考えずに４話まで視聴してほしい。あなたの時間を投じるにふさわしい作品だったなら幸いだ。

2023/05/15

放送がない地域なのですが、年長の娘がカードゲームからはまりだし、今やプリキュアよりも好きになってしまい、毎日主題歌を口ずさんでいます。アイカツのためにプライム登録をもう一度始めました。お世話になります。

2023/05/11

久々星宮いちごが見たすぎて買ったのですが、かわいいし性格いいし話は普通に面白いし、懐かしさと嬉しさて色々とぐっときて泣きそうになりました。全人類見なさい。

2023/05/11